
スポーツをしている学生や社会人アスリートに多い膝の痛みのひとつに「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」があります。特にバレーボールやバスケットボール、サッカーなどジャンプやダッシュ動作の多い競技で発症しやすいスポーツ障害です。膝の前面、膝蓋骨(お皿)の下あたりに痛みが出るのが特徴で、放置すると慢性化して長期離脱につながるため、早期の対処がとても重要です。
ジャンパー膝の原因
ジャンパー膝は、太ももの前側にある大腿四頭筋が繰り返し強く収縮することで膝蓋腱に大きな負担がかかり、炎症や微細損傷を起こすことで発症します。
- 過度なジャンプやダッシュの繰り返し
- 大腿四頭筋やハムストリングスの柔軟性不足
- 骨盤や股関節の動きの硬さ
- 体幹や股関節の安定性不足
これらが重なることで、膝にストレスが集中しやすくなります。IBUKI接骨院では「膝だけを見る」のではなく、脊椎の可動性・骨盤の前傾後傾・肩甲骨や股関節の安定性・体幹の使い方など全身の動作を評価し、根本的な原因を探っていきます。
主な症状
- 膝のお皿の下に鋭い痛み
- 運動中や練習後に痛みが強まる
- 階段やしゃがみ込みで膝がつらい
- ひどくなると安静時でも痛む
「少し休めば治る」と思って無理を続けると、慢性化して回復に数か月かかるケースもあります。
IBUKI接骨院での施術
当院ではジャンパー膝に対して以下の流れで改善を目指します。
- 炎症や痛みの早期改善
ハイチャージやアキュスコープなど最新機器で炎症の鎮静と組織の修復を促します。
- 全身の動作・姿勢分析
股関節や体幹の安定性、骨盤の動きなどをチェックし、膝に負担がかかる原因を特定します。
- リハビリ・トレーニング指導
太もも前後の筋バランスを整え、股関節や体幹の安定性を高める運動を行います。再発予防には腸腰筋や臀筋の正しい使い方が重要です。
- 競技復帰プラン
練習強度を調整しながら段階的に復帰できるようサポートします。
まとめ
ジャンパー膝は単なる膝の炎症ではなく、
全身の使い方のクセやバランスの乱れが原因となることが多いスポーツ障害です。膝の痛みで悩むアスリートは早めに専門的な検査と施術を受けることで、復帰までの期間を短縮し再発を防ぐことができます。
三島市でジャンパー膝や膝の痛みにお悩みの方は、スポーツ障害に特化した
IBUKI接骨院 にご相談ください。
2025/09/04 09:28 | スポーツ診療