
成長期の子どもに多い膝の痛み――それが「
オスグッド・シュラッター病(以下:オスグッド)」です。スポーツに打ち込む小中学生に特に多く見られるこの症状は、
膝の下が出っ張り、押すと強く痛むのが特徴です。陸上、サッカー、バスケットボール、野球など、ジャンプやダッシュ、ストップ動作の多い競技で発症しやすく、
成長期の膝のスポーツ障害として知られています。
オスグッドの原因とは?
オスグッドは、「成長軟骨」と呼ばれる膝下の骨が
大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)によって強く引っ張られることで炎症を起こし、痛みや腫れが生じる症状です。成長期には骨の成長に筋肉の柔軟性が追いつかず、特に運動量の多い子ほどリスクが高くなります。
しかし、オスグッドを発症する子には
共通する身体的な特徴があります。
成長期スポーツ障害で悩む子の特徴
- 股関節がしっかり使えない・体幹が不安定
体の軸を保つ体幹と股関節がうまく連動していないと、膝に過度な負担が集中します。フォームも崩れやすく、怪我のリスクが増加。
- 足首の柔軟性が低い
足首が硬いことで動作全体がぎこちなくなり、「ニーイン(膝が内側に入る状態)」を引き起こします。この状態でジャンプやダッシュを繰り返すと、膝下への負荷が増し、オスグッドを誘発します。
- 姿勢の乱れ・筋力バランスの悪さ
背中が丸まり骨盤が前傾や後傾するなど、姿勢不良が原因で下半身の筋肉の使い方が偏ることも、発症要因のひとつです。
IBUKI接骨院のオスグッド施術とは?
IBUKI接骨院(静岡県三島市東本町2丁目1-14)では、
「痛みを早期に取り除く」ことを第一に考え、最短での競技復帰を目指します。ハイチャージやアキュスコープなどの
最先端電気治療機器を用い、炎症や痛みを最小限に抑え、日常生活や部活動への影響を最小限に。
また、「痛みが取れて終わり」ではありません。
再発防止とパフォーマンス向上のための運動指導にも力を入れています。股関節の使い方、体幹の安定性、足首の柔軟性の改善など、根本から見直すトレーニングを通じて、「怪我を繰り返さないカラダ」をつくります。
成長期の膝の痛み、我慢していませんか?
オスグッドは、成長すれば自然に治ると思われがちですが、放っておくと
成長後も骨の出っ張りや痛みが残るケースもあります。また、痛みを抱えながらプレーを続けることでフォームが崩れ、他の部位を故障するリスクも高まります。
「膝が痛い」「試合が近いけど練習ができない」とお悩みの方は、ぜひIBUKI接骨院にご相談ください。
早期改善・再発予防・競技復帰まで、トータルでサポートいたします。
2025/07/19 12:58 | スポーツ診療